民謡に乗せて歌い継ぐ、8月「丹波篠山デカンショ祭」

デカンショ節の歴史

「丹波篠山デカンショ祭」は、毎年8月15・16日に篠山城跡三の丸広場で開催される民謡の祭典です。お祭りは60年以上続いており、民謡「デカンショ節」は、もっと長い歴史があります。

デカンショ節は、江戸時代(1603年〜1868年)から唄われていた篠山地方の民謡「みつ節」の変形したものであると伝えられています。「デカンショ」という囃子ことばの語源については、色々と説があり、もともとは「デッコンショ」と囃されていたことから「どっこいしょ」が転化したという説が有力ですが、その他、篠山が酒造出稼ぎの丹波杜氏の里であることから「出稼ぎしよう」がなまったとする説、学生たちが哲学者「デカルト」「カント」「ショーペンハウエル」の頭文字を組み合わせたなど諸説あります。歌詞には、時代ごとの風土や名所、名産物などが盛り込まれ、今もなお新しい歌詞が生まれ、300以上もの歌詞が歌い継がれています。

デカンショ祭の見どころ

お祭りの始まりは、丹波杜氏組合の酒づくり歌から。鏡割り後に地酒がふるまわれます。そして踊りのコンテスト「競演会」、大勢で踊る「ヤグラ総踊り」は見ごたえがあります。総踊りは誰でも参加できるので、ぜひ飛び入りで参加してみましょう。総踊りの前には「デカンショ節保存会」の講師による踊りのレクチャーを受けることができます。

祭りを盛り上げる合計2,000発の花火は、イベントの2日間、総踊りの時間帯とフィナーレで打ち上げられます。

また城下町には、市内小学生らによるイラストが描かれた、行灯が飾られているほか地元住民による装飾が街を彩り、丹波篠山全体での盛大な演出はかなりの見もの。お祭り会場の賑わいから離れ、風情あふれる街歩きもオススメです。

※お祭りの内容は、年によって異なる場合があります。

インフォメーション

名称:丹波篠山デカンショ祭
開催日:8/15・16
住所:篠山市北新町2-3 篠山城跡三の丸広場
TEL:079-552-1111(篠山市役所 商工観光課)
URL:http://dekansho.jp/
アクセス:JR篠山口駅から神姫グリーンバス篠山営業所行き「篠山本町」下車、徒歩約10分