丹波杜氏が丹波の水と米で作る「丹波の地酒」

日本の地方酒のさきがけ「丹波の地酒」

「丹波の地酒」は、名産の丹波篠山米を使った、酒造りのプロ集団「丹波杜氏」が手がけたお酒です。

かつて農閑期の出稼ぎから生まれた「丹波杜氏」は、日本三大杜氏のひとつでもあります。江戸時代元禄期(1688~1703年)には、伊丹の酒が丹波杜氏の造り出す銘酒とされていました。江戸時代(1603~1868年)中期以降、丹波杜氏は池田と伊丹エリアから灘と今津エリアへ移動。1807年には、免許がなくても酒造りができる制度ができ、酒造りの競争が始まります。醸造のスピードを上げるべく、酒母(酵母の培養)をつくる期間を短くする丹波流の技術が導入されたのです。そのスキルは評価され、丹波杜氏は全国へと指導にも出ます。丹波杜氏は地方の酒の原形を作ったスペシャリストでもあるのです。

オススメの、丹波の地酒ブランド

丹波の地酒のひとつ、「月の氷室 純米生 秀月」は、「狩場酒造場」の丹波杜氏によるこだわりの逸品。冬に搾った生酒を精密濾過し、氷点下の貯蔵室で時間をかけて熟成させました。爽やかな口当たりとしっかりした米の旨みを感じます。

「鳳鳴酒造ほろ酔い城下蔵」の「直汲み無濾過生原酒 純米吟醸 鳳鳴」は、新酒が垂れ壺に滴り落ちる時間を短縮し、濾過をせずそのまま1本1本手作業でビン詰めしました。そのため微炭酸が残り、フレッシュ感と香りの豊かさ、深いコクと広がる余韻が楽しめます。

篠山の米と銘水、丹波杜氏あっての名酒「丹波の地酒」は、お土産や贈り物にも最適です。一度その匠の技を味わってください。